アインシュタインとニュートンの違い

アインシュタインとニュートンの違い

アインシュタインとニュートンの違い

- 概要 -

アインシュタインは、ドイツ出身の20世紀を代表する論理物理学者で、相対性理論の提唱者である。ニュートンは、イギリス出身の17世紀を代表する物理、天文学者で、微分積分法の発明や、万有引力の法則を提唱者。

- 詳しい解説 -

アルベルト=アインシュタインは、1879年にドイツでユダヤ人として生まれた論理物理学者である。その功績から現代物理学の父とも評される。ニュートン力学では光の速さの性質を説明出来ないと感じたアインシュタインは、光の速さは変わらないという「光速度不変の原理」を思いつく。そしてそれが、「動くものの時間は遅くなり、縮む」という相対性理論へと繋がっていった。

アイザック=ニュートンは、1642年にイギリスで生まれた物理、天文学者である。微分積分法や万有引力の法則の提唱だけでなく、光のスペクトル分析で虹が7色であることを発見したのもニュートンである。リンゴが木から落ちる様を見て重力の発想を得たというエピソードは有名だが、その真偽はさだかではない。ニュートン力学の考え方は「時間と空間は全宇宙において共通している」という点で、アインシュタインと考え方が違う。しかしこの考え方では、光などの超高速の現象までは証明できなかった。