青虫とゴカイの違い

青虫とゴカイの違い

青虫とゴカイの違い

- 概要 -

どちらも環形動物門多毛綱で、釣餌として用いられる。青虫は日本には生息しておらず、中国や韓国から輸入しており、ゴカイは日本産の養殖メインで販売されている。

- 詳しい解説 -

青虫は、チョウセンゴカイ、アオイソメ、アオゴカイ等と呼ばれ、体は茶色っぽいものや、青緑を帯びた物がいる。夜間はほんのりと発光する。皮の部分は硬め。丈夫で針に刺した状態であっても元気に動くため、魚の食いつきが良い。日本には生息しておらず、その全てを中国と韓国の輸入に頼っているので、円の状態に値段を左右されてしまう。天然物と養殖物が出回っている。寒さに強く、冷蔵庫で一週間以上の冷蔵も可能だが、暑さには弱いので真夏の保管はクーラーボックス等を用いると良い。小さい物から大きいものまで釣れる万能餌。

ゴカイは、イシゴカイやジャリメ(主に関東)等と呼ばれる。体は赤っぽく身はとても軟らかい為、切って使いやすいが、力強く投げ入れると千切れて釣り針から取れてしまうので注意が必要。日本産の養殖がメイン。キスやハゼを釣るのに適している。