赤玉土と赤土の違い

赤玉土と赤土の違い

赤玉土と赤土の違い

- 概要 -

赤玉土は、赤土を乾燥させて、粒の大きさごとに分別したもの。赤土は、赤玉土の分別前のもので、火山灰層からとれる赤茶色の土の事である。

- 詳しい解説 -

赤玉土は、赤土を乾燥させてふるいにかけて、大中小の大きさごとに分別したもので、主に園芸用の土として使用されるほか、ペットの飼育環境の床材として使われることもある。弱酸性で栄養はあまり無いが、その分菌類にも汚染されにくく、使い勝手が良い。使い始めは水はけと通気性が売りだが、長く使用していると粒が砕け、その売りはなくなる。硬質のものを選べば長持ちする。

赤土は、火山灰や塵などから出来る、鉄分豊富な赤茶色い土のことで、赤玉土の原料である。粘土質で、栄養はあまり含んでおらず固まりやすい為そのままでは園芸には向かないと言われている。粘土質の高い物は、陶器や瓦などの材料として使われている。園芸に使いたい場合は、腐葉土などを混ぜて土壌改良すると良い。