アップルミントとスペアミントの違い

アップルミントとスペアミントの違い

アップルミントとスペアミントの違い

- 概要 -

アップルミントとは、ヨーロッパ西部〜南部、西アジアが原産国のミントで、白く柔らかい毛が生えた丸い葉っぱを持つミント。ほのかに林檎とミントを合わせた様な香りがする。スペアミントとは、地中海沿岸、北アフリカが原産国のミントで、甘く穏やかな香りがする。

- 詳しい解説 -

アップルミントは、その名の通り青林檎とミントを混ぜた様なやさしい香りが特徴で、葉は円形で白い柔毛が生えている。夏ごろには白い花を咲かせる。オイルに漬けたり、束ねてお風呂に浮かべて香りを楽しんだり、生食にも向くのでミントティにサラダにソースにと、非常に使い勝手が良い。花言葉は「美徳」である。

スペアミントは、スッと鼻が通る様なメントールの爽やかで清涼感のある香りが特徴で、ガムや歯磨き粉等、清涼感をプラスしたい製品に用いられたり、脂肪分の消化を助ける働きがある事から、お肉料理にあわせると良い。オランダハッカとも呼ばれ、花言葉は「情のあたたかさ」である。

どちらも地下茎で増殖し、育てやすいというよりも育ちすぎる面のある植物。周囲の雑草すら駆逐し、近くのミントと交雑する度香りも薄くなってしまう為、他の大事な植物とは離して植え、地下茎が伸びすぎない様敷居を作ってやる方が安全である。