アトラスオオカブトとコーカサスオオカブトの違い

アトラスオオカブトとコーカサスオオカブトの違い

アトラスオオカブトとコーカサスオオカブトの違い

- 概要 -

アトラスオオカブトとは、東南アジアに生息する三本の角が特徴のカブトムシで暑い地方の生き物なので、湿度と気温の高い日本でも育てやすい。コーカサスオオカブトは、アジアの高地で涼しい場所に生息する三本の角が特徴のカブトムシ。アトラスより少し大きく、頭角中央に小突起があるのが見分けるポイント。

- 詳しい解説 -

アトラスオオカブトは、インドネシア、フィリピン、マレー半島等から日本に輸入されている。外国産昆虫だが大量に輸入されており、安価で購入することが出来る。スマトラ島産が多く出回っているが、スマトラ島産は他の産地の物に比べると少し小さめである。三本の角が特徴で、コーカサオオカブトと見分けにくいが、コーカサスに比べると少し体が小さく、頭角中央に突起は無い。ほのかに緑がかった光沢色も見分けるポイント。

コーカサスオオカブトは、マレー半島やインドシナ半島の高山帯に生息している。アトラスと同じく三本の角が特徴で、頭角中央に小突起がある点が違う。また、性格は凶暴で気性が荒く、世界最強のカブトムシとも言われている。涼しい地方の虫の為、日本の高温多湿は苦手で、飼育する時は温度管理に注意しなくてはいけない。