- 概要 -
アルビノとは、先天的に色素が生成できない状態で生まれ、頭髪や体毛、肌等が白くなってしまう遺伝子疾患をもつ動植物の事。白人とは、単に色素が薄いだけで、全く色素を生成できない訳ではない。
- 詳しい解説 -
アルビノとは先天的な遺伝子の疾患により、メラミンを生成出来ない病気である。白子、白化、先天性色素欠乏症等、色々な呼び方が存在する。黒人など有色人種、人間以外の動物にも発症する疾患。色素が無い為、眼球に血の色が透過し、赤い瞳になっている。アフリカの一部では、アルビノの肉体は富をもたらすと信じられており、呪術目的で殺害されるアルビノが後を絶たない。
一方白人とは、ただ単に色素が薄い個性を持っているだけで、色素自体の生成は可能である。遺伝の為、先祖に白人がいないと白人は生まれてこない。色素を持っているので眼球はブルー等やグリーンなど、モンゴロイド等に比べると薄いものの、アルビノの血色の瞳とは違い、瞳そのものの色が出ている。色素が多いと黒→少なくなると青→完全になくなると透明（中の血の色が透けて赤くみえる）となる。