アロマとお香の違い

アロマとお香の違い

アロマとお香の違い

- 概要 -

アロマとは、精油をあたためて揮発させ、匂いを拡散させるもののことで、加熱から香り発生まで時間がかかる。お香とは、匂いの元となる天然香料や人工香料とつなぎの椨粉を混ぜて成形したもので、着火から香りが出るまでの時間が短い。

- 詳しい解説 -

アロマとは、薬草や花から抽出した精油をあたためて揮発、拡散させ、その香りで空間を満たしてリラックス効果を与えるものである。純粋な精油ではなく、安物の化合物をアロマとして取り扱っている店もあり、その場合はリラックス効果等は無く、むしろ有害物質を部屋中に拡散させる事態になりかねない為注意が必要である。焚き初めから香りが出るまでに少し時間がかかる。

一方お香とは、香りを持つ木である香木を主な原料とし、香料とつなぎを混ぜ合わせ乾燥させたものに着火し、そこから出た煙の香りを楽しむもののことである。煙なので、締め切った部屋の中で使い続けると煙たくなる事があったり、部屋の壁紙や電球にタバコの煙の様な汚れがつくこともある為注意が必要である。焚き始めてから香りが出るまでの時間が短い。