居候と同居の違い

居候と同居の違い

居候と同居の違い

- 概要 -

居候とは、家族ではない人の家に、家主の厚意で住まわせてもらっていること。同居とは、家族が同じ家に住んでいること。

- 詳しい解説 -

居候は、家族以外である他人の家に住まわせてもらって食事の面倒も見てもらっている様な状態なので、家主と居候の立場は対等ではなく、家主の方が上である。本人の性格にもよるが、通常は肩身が狭い立場である。

一方同居とは、家族が同じ家に住むことをいい、孫、親、祖父母の3世代が一緒に住む場合等に使われる表現である。居候とは違い、立ち場は基本的には平等である。晩婚化が進み、これに更に親世代の独身の兄弟姉妹が加わったりする事もある。同居は血の繋がりがある者同士でも難しい面があり、特に外から加わった嫁や婿は大変な精神的苦痛を伴う事となる。

これを解決しようと、二世帯住宅が建てられる様になったが、それでもなお同居解消する家族は後を絶たない。しかし共働き世帯が増え、保育園の待機児童問題や小1の壁の問題もあり、子育て環境の為ということで、再び同居が注目されている。