一級船舶と二級船舶の違い

一級船舶と二級船舶の違い

一級船舶と二級船舶の違い

- 概要 -

一級船舶とは一級小型船舶免許の略で条件を満たす船であれば、航行区域に制限は無い。二級は海岸から5海里まで操縦しても良い免許。

- 詳しい解説 -

一級船舶とは、一級小型船舶操縦士免許の略で、国家資格のひとつである。一級であれば、岸からの距離に制限なく航行する事が出来る。しかし、ヨット以外の小型船舶で海岸から100海里以上を航行する場合は、機関長も乗船させなければならない。操縦できる船は、総トン数が20トン数未満と定められている。

一方二級船舶とは、上記一級よりも一つ下級の資格の事である。こちらも同じく国家資格。二級の場合は、一級とは違って航行範囲に制限があり、海岸から5海里までと定められている。操縦できる船の重量制限は一級と同じである。

いずれも講習を受ける事が出来るのは年齢が17歳9ヶ月以上で、免許取得可能年齢は18歳以上である。一昔前は二級を取得してから一級を取得する人が多かったが、最近は時間と金の節約から、初回から一級を受験する人が増加している。