- 概要 -
イワシとは主にマイワシのことで、稚魚はシラスとして出回っている。側線に沿って7つ程の黒い点が並んでいる。鮮魚として売られる事が多い。ウルメイワシは鮮度が落ちやすいので、干物として売られる事が多い。
- 詳しい解説 -
イワシといえば普通はマイワシのことを表し、側線に沿って7つ程の黒い点が並んでいるのが特徴で、その姿から「七つ星」と呼んでいる地方もある。鮮魚として出回る事が多く、稚魚はシラスとしても販売されている。日本のどの沿岸部でも捕れるが、収穫量は千葉県と茨城県で全国漁獲量の約半数を占めている。大きさによって名前が変わる出世魚である。つみれ、ちくわ、干物、かまぼこ、酢の物、刺身、たたき等、マイワシよりも多様な加工に適している。
一方ウルメイワシとは、目が大きくうるんでいる様に見える為、この名前が付けられた。イワシとは違い傷みが早い為、鮮魚で出回る事は珍しく、ほぼ干物や目刺しとして販売されている。島根県を中心とした山陰や、太平洋各地が主な産地である。