インチと寸の違い

インチと寸の違い

インチと寸の違い

- 概要 -

インチとは長さの単位で1インチ=2.54センチメートルとなる。寸はインチに良く似た長さの単位で1寸=約3.03センチメートルを表す。

- 詳しい解説 -

インチとは、ヤードポンド法による長さの単位である。1インチ=2.54センチメートルを表す。人間の体のサイズから生まれた単位で、インチは親指の幅だと言われている。日本はメートル法を基準としているため、インチ表示は正式な商取引は認められず、32インチのテレビは32型等と表記されている。

寸とは、尺寸法による長さの単位である。1寸=約3.03センチメートルを表し、尺の10分の1とされている。寸も最初はインチと同じ様に、親指の幅を表す身体尺であったという。現在の日本ではメートル法が用いられている為、寸を用いる機会はめっきり減ってしまったが、昔の名残から「寸法をはかる」や「寸暇」「寸劇」など、長さの意味としてや、少しや、ちょっとという意味の言葉として残っている。