栄枯盛衰と盛者必衰の違い

栄枯盛衰と盛者必衰の違い

栄枯盛衰と盛者必衰の違い

- 概要 -

栄枯盛衰とは、良い時と悪い時というのは繰り返すものだという意味で、盛者必衰とは、どんな勢いのあるものも必ず衰えてしまう時がくるということ。

- 詳しい解説 -

栄枯盛衰とは、「えいこせいすい」と読む。草木が茂っては枯れたりするように、盛隆したものはまたいずれ衰えていくという世の中の理を意味する四字熟語である。この様に、世の中は全て良い時と悪い時というものを繰り返すのであり、転じて人の人生もこういうものであるということを表している。ただ、こちらの言葉の場合は、衰退して終わり・・・というはかなさだけではなく、良い時もあれば悪い時もあるさという意味も含んでいる。

盛者必衰とは、「じょうしゃひっすい」と読む。どんなに栄華をきわめたものにも、必ず衰え、滅びるものであるという、世の中の無常(ずっとそのままで変わらない、ということはない)を表している四字熟語。「せいじゃ」と間違えられる事が多いが「じょうしゃ」と読む。