- 概要 -
エセとは偽物のニセが由来とも言われ、本物より劣っていたりつまらないものという意味で、ガセとはお騒がせの「がせ」の部分で、本当（本物）じゃないのに人騒がせすることである。
- 詳しい解説 -
エセとは、「似非」と漢字で書く。これは、「似て非なるもの」つまり似ているけれども違うものという意味で、偽物ということである。本物に似ていて、本物より良い場合には使われず、本物に似てはいるが本物よりも劣っていて、つまらなく、取るに足るものではないという物に対して使われる言葉である。関西出身では無い者が、関西弁をマネて喋ると、関西育ちの物には「エセ関西弁」に聞こえる。他にもエセ科学、エセ文化人などという使い方をする。
一方ガセとは、物ではなく根拠のない噂や、嘘の情報に使われる言葉。本物ではないくせに人騒「がせ」な事という「がせ」の部分が由来している。悪意からの嘘情報や作り話であるガセから、勘違いから流れてしまったガセ等があり、「ガセネタ」「ガセ情報」などと呼ばれる。