園芸と農業の違い

園芸と農業の違い

園芸と農業の違い

- 概要 -

園芸とは、野菜や果物、花などの植物を育てることで、商業的園芸と家庭園芸とに大別される。農業とは、園芸を営利的に行う事である。

- 詳しい解説 -

園芸とは、野菜や果物を収穫目的で育てたり、観賞用に花や盆栽等を育てる事である。造園もこれに含まれる。一般的な家庭菜園(趣味の園芸)と、育てた物で利益を得る目的で行う商業的園芸とに別けられる。

一方農業とは、園芸を営利的に行い、これによって生計を立てる事をいう。広義では、農作物を作る事だけではなく、家畜等を飼育販売することや、林業なども農業の中に含まれている。日本では農家戸数、農家人口の減少がすすみ、食料自給率の低さが問題になっている。食の安全やエコの観点からも、国産の物を、特に地元のものを食べよう(地産地消)という社会的な動きが出ているが、作物によっては海外の輸入に頼らざるを得ず、日本の国民的調味料ともいえる醤油やみその原料でさえ、外国産の物が多く、前途多難である。