汚水と下水の違い

汚水と下水の違い

汚水と下水の違い

- 概要 -

汚水とは、家庭や工場から排出された汚物や廃油等の混ざった水の事で、下水とは汚水に雨水等が加わったもののことをいう。

- 詳しい解説 -

汚水とは、家庭で風呂や洗濯、トイレ等で使用した汚物の混じった水、または工場などから排出された廃液等を含む水の事を言う。汚物の混じっていない水は雑排水、汚物の混じっているものは汚水と表現することもある。

一方下水とは、汚水に雨水などが加わったもののこと。飲むのには適さない水のことで、反対語は上水(殺菌がされ飲料に適している水)である。下水管、または下水を集めるシステムのことを略して下水ということもある。広義には汚水と同じ様なものである。下水は下水管を通って、水の終末処理場ともいえる下水処理場へ流れて行き、そこで浄化されて河川に流されていく。下水道が整備されることによって、全ての排水が下水に直接流れる為、ハエや蚊、臭いの発生を抑える事が出来る。