オタリアとオットセイの違い

オタリアとオットセイの違い

オタリアとオットセイの違い

- 概要 -

オタリアとは、アシカの仲間で南アメリカ等に生息している。オットセイとは、北太平洋に生息する哺乳動物のことである。

- 詳しい解説 -

オタリアとは、アシカ科に属する海洋ほ乳類のことで、アシカ科の事をシーライオンと呼ぶ理由になった動物でもある。オスは体長平均で約2.8mでメスは約2.2m大型のものになると体重が400Kgにもなる。毛の色は茶色がかった橙色で、毛は固い。オスは頭から肩にかけて太く頑丈に育つ。

一方オットセイとは、アシカ科のほ乳類で、アシカよりは体が小さく、色は暗めの褐色で、オスの体長は平均約2.5m、メスは約1.3m。ビロード状の体毛をしており、保温性が高い。水中での動作がしやすい流線型の体をしており、水中では機敏に動くことが出来、魚等を捕食する。繁殖期になるとオス1頭につき15〜60頭のメスのハーレムをつくり、残ったオスたちは残ったオスだけで集団をつくり生活していく事になる。