落し蓋と蓋の違い

落し蓋と蓋の違い

落し蓋と蓋の違い

- 概要 -

落し蓋とは、鍋の中の食材に直接載せて使うもののことで、蓋とは、鍋の上に乗せ、鍋の口や穴を塞ぐもののことである。

- 詳しい解説 -

落し蓋とは、煮物などを作る時に、鍋の上ではなく、鍋の中の食材の上に直接載せて使う蓋のことをいう。鍋の中に入れられないといけないので、鍋より少し小さくてはいけない。直接食材が押さえられるので具が踊らず煮崩れを防いだり、煮立った汁が全体に行き渡るので、よく味をしみ込ませる効果がある。持っていない場合は、クッキングシートやアルミホイルを適当な大きさに加工して代用することも可能である。

一方蓋とは、鍋の淵と同じ大きさのもので、これを被せて鍋の穴を塞ぐ。蓋をすることで保温効果が高まって早く火が通ったり、蒸し効果も期待出来る。ただ、ずっと蓋をしたまま煮続けると水分が飛ばず、料理によっては水っぽくなってしまうので、料理の内容や過程で蓋の使い方は変わってくる。