- 概要 -
斧とは棒の先端に厚めの重い刃をつけた道具で、両手又は片手でふるって対象物を叩き切る。トマホークとは、小型の斧のことで、刃は比較的薄くて軽く、刃の重さではなく刃の鋭さや遠心力を利用して切る道具である。
- 詳しい解説 -
斧とは、固い木の棒の先端に、厚くて重めの楔形の刃を付けた道具の事で、木を切ったり叩き割るのに使用する。刃の重さを利用して使い、片手で扱えるもの(手斧)から、両手でないと支えきれない様な重量の物がある。石器時代には、先端は鉄ではないものの鋭く削った石をくくりつけて石斧として使用されていたりと、斧の歴史は古い。技術の発達に伴い、銅や鉄などの金属がつかわれるようになっていった。
一方トマホークとは、普通の斧よりも小型で、刃は比較的薄いもののことである。斧の様に刃の重さを利用する切り方ではなく、刃の鋭さや遠心力を利用して切る現代的な道具である。斧は非力な女性には扱いづらいが、トマホークなら軽く、道具そのものが鋭いので女性でも扱いやすい。軽いので、叩き切るだけではなく、投げるという技も使える。