拡張と膨張の違い

拡張と膨張の違い

拡張と膨張の違い

- 概要 -

拡張とは、対象となるものの範囲を広げていくことで、膨張とはそのもの自体が膨らみ、大きくなっていくこと。

- 詳しい解説 -

拡張とは、対象となるものの範囲や規模などの範囲を広げていくことをいう。「拡大」と混同されやすいが、拡張は対象の範囲や規模を部分的に広げていく事で、拡大の様に全体を大きく広げるのとは違う。拡張は、そのもの自体が大きくなるというよりは、元のものに外から付け足したり、繋げたりする事で広がっていく様のことをいうことが多い。「ブランド拡張」「機能拡張」などが例。

一方膨張とは、そのもの自体がふくれあがっていって大きくなることをいう。または、数が著しく増える様。一般的には、物体が内部から熱膨張で膨れ上がり、体積が増えていく様な時によくつかわれる言葉である。拡張とは違って、外から何かを加えるのではなく、元の物が大きくなっていく。「予算膨張」「都市人口膨張」などが例。