加工乳と低脂肪乳の違い

加工乳と低脂肪乳の違い

加工乳と低脂肪乳の違い

- 概要 -

加工乳とは、生乳や牛乳と、その他脱脂粉乳などの乳製品から作られた無脂乳固形分8%以上のもののことで、低脂肪乳も加工乳の一種である。低脂肪乳は水分等を調整した牛乳のうち乳脂肪分0.5%以上1.5%以下のものことをいう。

- 詳しい解説 -

加工乳とは、生乳や牛乳と、脱脂分乳やバターといった乳製品から作られた製品で、無脂乳固形分8%以上のもののこと。低脂肪乳(遠心分離機で脂肪を除去または脱脂分乳等を調合してつくる)や濃厚牛乳(牛乳にクリームや粉乳を足す)がこれにあたる。

低脂肪乳とは加工乳の一種で、水分等を調整した牛乳のうち乳脂肪分0.5%以上1.5%以下のものこと。名前の通り脂肪分がかなり低くおさえられている。加工乳ということで、手が加えられ普通の牛乳よりコストがかかりそうで、実は安い。その理由は、低脂肪にする際に残った脂肪分をバターや生クリームが作れ、しかもそちらの方が高く売れるからである。

また、低脂肪乳は牛乳が余った際に保存が効くように加工しておいた脱脂粉乳等から作る事も出来、牛乳を無駄に廃棄しない事にも役立っている。