貸主と賃貸人の違い

貸主と賃貸人の違い

貸主と賃貸人の違い

- 概要 -

貸主とは、物件の所有者が直接物件を貸し出したり、物件を貸出し目的で他人から借りて、また別の人に貸す者(法人)のこと。賃貸人とは、契約相手から金を受け取り物件等を貸す人のこと。

- 詳しい解説 -

貸主とは、不動産等を貸す権限を持っている者、または法人のことをいう。貸主は、賃貸される不動産の所有者である場合もあれば、転貸する権限を持っている者の場合もある。ちなみに、不動産を賃貸することのみを生業としている場合は、宅地建物取引業免許を取得する必要はない。これは、通常マンションオーナーが賃借人を探す場合は不動産業者を仲介に入れ、業者が免許を持っているから必要ないという理由がある。

一方賃貸人とは、物件等の貸主のことで、簡単に言うと大家のことであり、貸主と同義である。個人の場合もあれば法人の場合もある。契約者に物件等を貸し、貸した相手から賃料を受け取る者。賃貸人の反対語は「賃借人」といい、こちらは賃貸人から物件等を借り、その借り賃を支払う者のことである。