官製はがきと私製ハガキの違い

官製はがきと私製ハガキの違い

官製はがきと私製ハガキの違い

- 概要 -

官製はがきとは、郵便局が制作したはがきのことで、私製ハガキとは個人又は民間印刷会社がハガキのサイズの紙を作り、切手を貼ったもののこと。

- 詳しい解説 -

官製はがきとは、元は「官」、つまり国が作ったはがきという意味であったが、現在郵便局は民営化され、官ではなくなってしまった。しかし今も郵便局が製作したはがきのことは官製はがきと呼ぶ。または郵便はがき。切手が元から印刷されている。普通のはがきの他、お年玉つき年賀はがき(年賀状)や往復はがき、国際郵便はがき等がある。

一方私製ハガキとは、民間の印刷企業が作ったハガキや、個人が作ったハガキのことである。重さやサイズ、表面の色等を規格に沿って注意して作らねばならない上に、紙のコストとは別に切手代もかかるため、官製はがきを購入するよりも手間とコストがかかってしまう。そのかわり紙の材料を自由に選べたり、手すきで紙を作ったりと味わいやオリジナリティを出しやすい。