感服と敬服の違い

感服と敬服の違い

感服と敬服の違い

- 概要 -

感服とは、目下の者に対し、とても感心して尊敬の念を抱くことで、敬服とは自分と同等もしくは目上の者に対して、感動して尊敬の念を抱く事である。

- 詳しい解説 -

感服とは、仕事や業績等、その手腕や技術、行動などについて使われる、感心して尊敬するという意味の言葉である。主に目下の者に対して使う。使用例文としては「彼の見事な技術に感服した」「細かく繊細で丁寧な仕事ぶりに感服する」などといった使い方をする。類語としては、「うなってしまった」「感心する」などがある。

一方敬服とは、相手のふるまいや性質に対して、尊敬の念を抱いているという場合に使われる言葉である。主に自分と同等か、自分より優れている者、もしくは目上の者に対して使う。使用例文としては「あの方の忍耐力には本当に敬服する」「あの状況であのようなふるまいが出来る彼の精神力には敬服するばかり」などといった使い方をする。類語としては「尊敬する」「崇める」などがある。