機関銃と機関砲の違い

機関銃と機関砲の違い

機関銃と機関砲の違い

- 概要 -

機関銃とは引き金を引いている間、連続して発射し続ける銃のことで、機関砲とは、機関銃と同じ仕組みで、機関銃より大きい弾を打てるもののことをいう。

- 詳しい解説 -

機関銃とは、引き金を引いている間、自動的に連続して弾丸を発射し続ける銃のことである。マシンガンとも呼ばれる。大量の弾で弾幕がはれるので、敵からの攻撃を防いだり、連続して打ち込んで固い物を貫通させるといった使い方も可能である。その反面、大量の弾丸が必要であったり、その重さから機動力に欠ける等のデメリットもある。

一方機関砲とは、機関銃と同じく自動で弾丸を発射し続ける火器のことで、「砲」と名前に付いている様に、機関銃よりも口径の大きい弾を打つもののことをいう。具体的な口径サイズ基準は、国によって違い、例えばアメリカ軍では口径22mm未満を機関銃とし、22mm以上を機関砲としていて、旧日本軍においては陸軍と海軍で基準が違ったりする。このように基準があいまいの為、機関銃も機関砲も同じ物として扱われることもある。