キジバトとハトの違い

キジバトとハトの違い

キジバトとハトの違い

- 概要 -

キジバトとは、葡萄の様な色の体で、翼に黒と赤褐色の魚の鱗の様な模様があるのが特徴のハト。ハトとはハト科の鳥の総称で、平和の象徴とされている。

- 詳しい解説 -

キジバトとは、全長が33センチ程で、比較的都会でもよく見かけるハトである。葡萄の様な色の体に、ウロコ模様の背中と羽を持つのが特徴である。オスの鳴き声が特徴的で、「ドゥドゥポッポー」の様な音を繰り返したと思ったら「ドゥ・・・」と、途中で止める事もあり、リズムに乗っていた人間を惑わす。切手の絵柄にも採用されている。餌は果実やミミズ、昆虫等の雑食で、人間が畑に蒔いた種等を食害することもある。下が透けて見える程の雑な巣を樹上に作り、そこで卵を産んで子育てをする。

ハトとはハト科の鳥の総称で、オリーブの枝をくわえたハトは旧約聖書から平和の象徴とされるが、実際は好戦的な性格である。手品やセレモニー、伝書鳩など、人との関わりが多い鳥だが、犬の様に頭がいい訳ではないので、芸を仕込むのは不可能。レース等にも使われるが、伝書鳩にしても帰巣本能を利用したものである。