- 概要 -
帰属とは、特定の団体や集まりに所属し、従って行動する事で、所有とは、自分のものとして持っているということ。
- 詳しい解説 -
帰属とは、特定の団体や集団、例えば国家や社会といったものに所属し、そこのルールに従って行動、もしくは運用していくことを言う。帰属するものは人だけではなく、領土や金銭、権利等の場合もある。
一方所有とは、自分の物として持っているということである。自分の物というのは、「自分の意のままに扱う事が出来る」ということ。物や土地、財産等がその対象となる。自分という個人ではなく、会社といった集団が所有する場合は、その集団の意志（集団の権力者であったり過半数以上の意志であったり）で扱う事が出来る。ただ、所有というのは実に曖昧な物で、自分と周りが同じルールに従って生きている場合にのみ有効で、例えば月の土地の権利書が地球で販売されているが、他の星に生物がいた場合、月の権利書等勝手にやっていることで認められない。