祈祷と厄払いの違い

祈祷と厄払いの違い

祈祷と厄払いの違い

- 概要 -

祈祷とは、神様にご利益を求めて行う儀式の事で、厄払いとは神様の加護により災いから身を守ってもらう為に行う儀式のことである。

- 詳しい解説 -

祈祷とは、広義では神様にお祈りをして厄災を取り払ってもらうという意味だが、お祓いも含めた神様へのお願い、という意味の方が強い。商売繁盛や子宝に恵まれる様に、家内安全、学業成就等、その種類は非常に多い。個人だけではなく、企業やスポーツチーム等が社運隆昌を願ったり、必勝祈願として祈祷する場合もある。

一方厄払いとは、厄年であったり、身内や周囲に良くない事が連続して起こって気味が悪い・・・といった時に、神社やお寺、または厄払い専門の者に依頼して厄を払ってもらう事を言い、厄払いも祈祷の一種である。「厄落とし」と呼ばれることもある。お正月から節分までの午前中に行うと良いとされている。

祈祷でも厄払いでも、効果がはっきりと分からない、相場が決まっていない為に悪徳業者も存在している。