協業と協働の違い

協業と協働の違い

協業と協働の違い

- 概要 -

協業とは、多くの人出を使って一つの作業、仕事を行う事で、協働とは、複数人の人や団体が力を合わせる事をいう。

- 詳しい解説 -

協業とは、複数の人や団体、企業等が協力して一つの仕事や作業にあたることを言う。設備や輸送手段を共有する事でコストを削減し、情報を共有することで効率が上がったり質の向上、マーケットが広がったり、競争心が生まれてより力が発揮される等、一人ないし一つの団体で仕事をするよりも良い成果が期待できるとされている。集団的に全く同じような作業をする「単純協業」と、分業に基づく協業である「マニュファクチュア」がある。

一方協働とは、2つ(人)以上の人や団体、企業等が同じ目的の為に力を合わせて働くことである。どれか単体だけでは成し遂げられない目標を、他の能力や立場のものと、それぞれの個性や特性を生かして事に当たる事で実現していこうとするもので、協業の様に効率化やコスト削減といった目的ではなく、個々の個性を生かして働く事に重点をおいている。