嫌いと毛嫌いの違い

嫌いと毛嫌いの違い

嫌いと毛嫌いの違い

- 概要 -

嫌いとは、何かしらの理由から相手を苦手と思う事で、毛嫌いとは、生理的に受け付けない、なんだか分からないけれどとにかく嫌だという感情的なもの。

- 詳しい解説 -

嫌いとは、何かしらの理由から相手を苦手と思うことで、理性的な嫌悪感。例えば、相手がいい訳ばかりするから嫌い、時間を守らずいつもこちらが待たされて迷惑をかけられるので嫌い、上から目線でエラそうで嫌い、自分より容姿も性格も良くて鼻につくから等々。まっとうな理由から子供じみた理由まで様々だが、一応理由はある。嫌だ、苦手だとは思いつつも、表面上は取り繕って対応出来るレベルの嫌悪感。

一方毛嫌いとは、理由も無く、とにかく嫌だと感じる本能的な嫌悪感のことである。元は鳥獣が相手の毛並によって好き嫌いを決めることからきている言葉。見るのも近くに寄るのも話題に上るのも名前を聞く事すら耐え難いレベル。実際理由が無い訳ではないが、理由の前に直観が先だって苦手ということ。例えば、ナメクジを見ると鳥肌がたってみるのも嫌ですぐ塩をまくような様。よくよく考えるとあの体の質感やヌメヌメした感じや動き方が苦手なのだと分かるが、そういった考えより先に悪寒が来る様な嫌い方。