亀裂骨折とひびの違い

亀裂骨折とひびの違い

亀裂骨折とひびの違い

- 概要 -

亀裂骨折とは、骨にひびが入って、かつ骨の隙間が開いていたり歪みが生じているもの。一方ひびとは、骨に亀裂が入っているものの、骨にはごく小さな隙間しか開いていない様な状態のことである。

- 詳しい解説 -

亀裂骨折とは、骨にひびが入ってしまっている状態のことをいう。通常の骨折よりは症状や傷みが軽いため、気付かなかったり我慢して過ごしてしまいがちだが、そのままにしておくと症状が悪化するので注意が必要である。「ひび」と同じものとして扱われることもあるが、基本的に骨のズレが大きい時は亀裂骨折とし、ずれが小さく本当にひびが入っているだけといった状態の時には「ひび」という風に区別されている。

いずれもひびが入った瞬間(打ち付けてしまった時)は物凄く痛く、しばらく時間が経った後に腫れてくる。我慢強い人だと、ただの打撲だと勘違いしやすい。治療法はいずれも普通の骨折と同じで患部をギプス等で固定し、痛みが酷い場合は痛み止めを飲む治療が一般的。ひび程度なら自然治癒で大丈夫だろうと軽く見ずに、必ず病院にかかることが大切である。