- 概要 -
金融とは、お金のやりとりのことで、主に資金を余分に持っている人から資金が足りない人へとお金の融通することを言う。ファイナンスとは、企業がどのように資金調達や運用をしていくべきかということを考える経営学の一種。
- 詳しい解説 -
金融とは、お金のやりとりのことを指し、主に資金に余裕のある人から、その一部を資金が足りなくて困っている人へ融通、貸す事である。このようなやり取りを行う市場を金融市場といい、貸し手と借り手の取引を仲介し、潤滑に行う手伝いをするのが金融機関である。主に銀行や証券会社、信用金庫や保険会社がこれにあたる。
一方ファイナンス（正式名はコーポレーションファイナンスで企業財務とも言う）とは、企業が今後どのように資金の調達を行ったり、その後どう資金を運用していくべきかと言うことを考える経営学の一分野である。つまり、これから先、企業をより良く、企業価値を向上させていくためにはどうすればいいかを考えるという事でもある。古くは「金融」と同じ意味だったため、融資も行い、かつ設備代等節約の為のリース商品も扱っている様な会社をファイナンス会社と呼ぶ。