- 概要 -
クリスタルとは、主に結晶のことを言い、その中でも水晶の事を言い、二酸化ケイ素で出来ている。一方ダイヤモンドとは、炭素の結晶の事である。
- 詳しい解説 -
クリスタルとは、原子や分子が規則的にかつ三次元的に配列した固体のことで、結晶や水晶といった意味があり、主に水晶の事を言う。水晶は石英と呼ばれる鉱物で出来ており、これは二酸化ケイ素が結晶して出来た物である。天然のクリスタルは硬度が7で、傷がつきにくい。また、導電性が非常に高い。原産国が多く、大きい物では長さ11m、直径4m、重さ55トンというとんでもないサイズの物も存在する。
一方ダイヤモンドとは、炭素の結晶の事である。硬度は10で、天然では最も硬い物質であり、日本語では金剛石とも呼ばれる。不対電子(電圧をかけた時に自由に動ける電子)を含まない為、クリスタルとは違って電気を通さない。クリスタルに比べて原産国がごく一部に限られており、希少価値が高く需要も多いので、おのずと価格が高くなる。過去最大のダイヤモンドの原石は約620gである。