さつま芋と紅芋の違い

さつま芋と紅芋の違い

さつま芋と紅芋の違い

- 概要 -

さつま芋とは、つる性の植物で、肥大した根の部分を焼いたり蒸かしたりして食べる野菜の事で、紅芋とは、さつま芋の中で、実が紫色の品種のことを言う。

- 詳しい解説 -

さつま芋とは、つる性の植物で、主に根の肥大した部分を食べる野菜の事である。葉や茎も炒め物や天ぷらにして食べる事が出来る。甘味があり、煮物や揚げ物、和洋スイーツ、酒の材料としても使われる。鹿児島の薩摩地方から全国へと広まっていったので、この名が付けられたという説がある。痩せ地でもよく育つ為、戦時中はあちこちに植えられて重宝されていた。甘くて実がほっこりしたものや、ねっとりした品種が人気である。

一方紅芋とは、さつま芋の一種で、カットした時に中身が紫色をしている品種の事である。沖縄県で栽培され、ダイジョとも呼ばれる。沖縄以外では、ムラサキイモと呼ばれている。ちなみに害虫の関係で、生の物は沖縄から本土へ消毒無しで持ち込むことは禁止されている。