警視と警視正の違い

警視と警視正の違い

警視と警視正の違い

- 概要 -

警視とは警察官の階級の第5位の階級で、地方公務員である。一方警視正とは、警視より一つ上の第4位の階級で、これより上の階級は国家公務員である。

- 詳しい解説 -

警視とは、警察官の階級で第5位に当たり、地方公務員(地方警察職員)である。一言に警視といっても配属先は様々で、中小規模の警察署の署長または副署長、警察本部の課長、警察学校の部長等を務める様な立場が一例で、他にも多数ある。警視がキャリアとノンキャリアの大きな壁と言われており、キャリアが7年程でこの地位に就くのに対し、ノンキャリアはどれだけ早くても15年以上はかかる。また、ノンキャリアで警視までたどり着く割合はかなり低い。

一方警視正とは、警視の一つ上の第4位の階級で、これより上の階級は国家公務員(地方警務官)となる。役職は、大規模警察署の署長や、警視庁の参事官、警察大学校の主任教授や課長、警察学校の副校長等がある。ここまでたどり着けるのはほぼキャリアか準キャリアでないとかなり難しく、ノンキャリアでも一定数は存在するが、キャリア組と違いってどうしても年数がかかってしまう為、すぐに定年を迎えてしまう事になる。