警部と警部補の違い

警部と警部補の違い

警部と警部補の違い

- 概要 -

警部とは、警察官の第6位にあたる階級で、現場よりはデスクワークが主な仕事。警部補とは警部の一つ下の第7位の階級の事である。

- 詳しい解説 -

警部とは、警察官の階級で第6位にあたる地方公務員。警察庁や警視庁の係長、警察署の課長や次長等を務める事が多い。なお、キャリア組は実務経験や研修を行い警察大学校を出た後、すぐにこの階級に昇進することになる。現場よりはデスクワークが主な仕事である。

一方警部補とは、警部より一つ下の第7級にあたる階級のことを言う。こちらも地方公務員であり、交番の所長や、警察署の係長等を務める初級幹部。国家公務員1種採用のキャリアは、この階級からのスタートとなる。ノンキャリアは、警部補になるためには通常勤務の傍ら試験勉強をこなし、昇進試験に合格しなければならず、最短でも大卒で4年、高卒であれば8年はかかる。警部補まで届かず(目指さず)巡査部長や巡査長で定年を迎える者も珍しくは無い。