結膜炎と充血の違い

結膜炎と充血の違い

結膜炎と充血の違い

- 概要 -

結膜炎とは、目にアレルギー物質や細菌、ウイルス等が侵入し結膜が炎症をおこしてかゆみや充血、目やに等が出る事を言い、充血とは、白目の部分の血管が拡張して赤く見える事である。

- 詳しい解説 -

結膜炎とは、眼球にアレルギー物質が混入して刺激したり、細菌やウイルスに感染する事によって結膜が炎症を起こし、かゆみやゴロゴロとした違和感、充血、目やに等が出る事である。プール熱(アデノウイルス)の場合は目の異常だけではなく喉が腫れたり咳、高熱を伴ったりする。細菌性結膜炎の場合は抗菌点眼薬で治療を行い、ウイルス性の場合は炎症を鎮める非ステロイド系やステロイドの点眼薬を使用する。

一方充血とは、眼精疲労やドライアイ、または細菌、ウイルス感染した眼球に栄養を多く送ったり涙を出させる為により多くの血液を送ろうとして、眼球の血管が膨張し、血管が目立つようになる為、白目が赤くなったように見える事である。目の血管は通常は物凄く細い為、拡張していない時は目立たない(赤く見えにくい)