建設と施工の違い

建設と施工の違い

建設と施工の違い

- 概要 -

建設とは、新しく建物等を作り上げる事を言い、施工(シコウ、またはセコウ)とは、建造物を作ったり工事を行う事を言う。

- 詳しい解説 -

建設とは、道路や橋、住宅やマンション、店舗といった建物、施設等を新しく作り上げる事である。家や店舗等を建てる「建築」と、橋や道路などを作り上げる「土木」が合わさった意味である。この他にも、実際の建物等とは違う「国家の建設」、「理想郷の建設」といった使い方もする。

一方施工とは、「シコウ」または「セコウ」と読み、設計図や計画書に従って、建築物を工事することや、制作、工法そのもの、工事に着手する事などを意味し、建設と似ているが建設よりもより幅広い意味を持つ言葉である。建設現場ではセコウと発音する事の方が一般的である。

ちなみに「施行」と誤用されやすいが、施行の意味は「法律などを実行すること」なので、全くの別物であるから注意が必要である。