講演と講習の違い

講演と講習の違い

講演と講習の違い

- 概要 -

講演とは、あるテーマについて大勢の人の前で話して聞かせる事、またはその話自体の事を言い、講習とは、人を集めて学問や技芸等を教授する事を言う。

- 詳しい解説 -

講演とは、大勢の人を集めて、テーマに沿って講演者のまとめた内容や考え等を話して聞かせる事である。が、その内容は講演者の裁量に委ねられている点も多く、話題に関しては割と自由だったりする。小規模の物から大規模な物まで様々で、参加費が必要な物や無料の物がある。講演者が話すだけでなく、プロジェクター等を用いてより分かりやすくした講演もある。講習とは違い、一回きりで終わりの事が多い。

一方講習とは、人を集めて学問や技芸等を聴衆に教授する事である。例えば、英会話講習や、救急法講習、予備校などの夏期講習、ビジネスマナー講習等がある。講演のように聴衆はただ聞くだけではなく、講習によっては実習の様なものが含まれている事もある。講演程自由性は高くなく、講師には、受講者が理解しやすい話し方や、体系立てた話をする技術が要求される。一回きりのものから、複数回に分けて進めていくもの、長期継続して行うもの等がある。