オーケストラと交響曲の違い

オーケストラと交響曲の違い

オーケストラと交響曲の違い

- 概要 -

オーケストラとは、管楽器や弦楽器、打楽器等、多くの種類や数の楽器を用いて合奏される「音楽」、または演奏する「団体」の事を言い、交響曲とはオーケストラ楽団によって演奏される規模の大きい「楽曲」の事である。

- 詳しい解説 -

オーケストラとは、クラリネットやフルート、トランペットといった木管や金管楽器、ヴァイオリンやビオラ、チェロといった弦楽器、ティンパニーやスネアドラムといった打楽器等、非常に多くの種類や数の楽器を用いて合奏される音楽や、それらで演奏をする団体の事である。楽器の配置はだいたい決まっており、客席に一番近い中央に指揮者、その後ろに弦楽器、その後ろに管楽器、打楽器と続く。

一方交響曲とは、主にオーケストラによって演奏される複数(基本は4つ)の楽章から構成される大規模な楽曲の事である。シンフォニー、シンフォニアと呼ばれる事もある。似た形式の物に「協奏曲」があるが、こちらは管弦楽と、独奏楽器(主にヴァイオリンやピアノ)を操るソリスト(独奏家)によって演奏される楽曲の事で、コンチェルトとも呼ばれる。