- 概要 -
公道とは、公の物としての道路の事で、個人の物ではない土地にある道路の事。私道とは、個人や団体の所有する土地に作られた道路の事を言う。
- 詳しい解説 -
公道とは、公衆の為の道路であり、誰か個人の物では無いので、誰でも通行する事が出来る道の事である。主に国道、都道府県道、市町村等がある。国や地方自治体が管理しており、アスファルトの整備にかかる費用等も税金で支払っている。ちなみに私道ではなく公道に面した土地の方が、土地の価値が高い。
一方私道とは、個人または団体、企業等の所有する土地の一部に作られた道路の事である。設置や管理、廃止も私人に委ねられている。反対語は公の道である公道。何の制限ももうけずに誰でも通れる様にしていれば、私道部分の固定資産税や都市計画税は非課税となる。修繕費用は所有者負担が原則だが、ほぼ公道の様な状態で一定の条件を満たすことが出来れば、自治体に補助金を申請する事が出来る。私道か公道か、見た目では判断がつかない為に、車を通行出来なくしたり、鉢植えや自動車、倉庫等を道路にはみ出して置き、通行の妨げになったりと、近隣トラブルも多い。