- 概要 -
工務店とは、主に地域に密着した、工務を業とするお店の事で小規模なものが多く、ハウスメーカーとは様々な専門家を取り揃えた家の専門業者で、独自の工法を持つ事が多い。
- 詳しい解説 -
工務店とは、地元密着型の工務や建築を請け負うお店の事である。ハウスメーカーに比べると小規模なのが一般的。長期保証等の観点から見ると不安な面もあるが(倒産等)、余計な広告費やブランドといった消費者には関係ないコストはかからず、小規模故に臨機応変に対応してもらえる可能性も高い。フットワークも軽いため、仕事が余程立て込んでいなければ、トラブルがあった際、すぐに駆けつけてくれる所が多い。異動等もない為、担当者と長い付き合いが出来る可能性が高い。
一方ハウスメーカーとは、全国展開していたりと広範囲で規模の大きな住宅建設会社の事である。広告、宣伝、住宅展示会場など、実際の家作りには関係しない所にも莫大な経費をつぎ込んでおり、その分の費用は家の値段におのずと上乗せされてしまう。割高になってしまうが、その分建築だけでなくセンスの良いインテリアやカラーコーディネーターが在籍していたり、小さな工務店よりも選べるオプションや壁紙等の種類が多かったりする。また、最新技術を取り入れた耐震装置等、メーカー独自の高い性能のあるものを取り入れた家作りが可能。大規模ゆえ担当者が人事異動で数年でいなくなったり、長期に渡り同じ担当と付き合うのは難しい。