高麗芝と野芝の違い

高麗芝と野芝の違い

高麗芝と野芝の違い

- 概要 -

高麗芝とは、日本に自生する芝なので育てやすいが、低温には弱め。野芝は日本の山で自生する芝で、こちらも育てやすく低温にも強いが、見た目は高麗芝の方が良い。

- 詳しい解説 -

高麗芝とは、日本に自生し、高温多湿にも強い品種の芝である。反面冬になると休眠期に入ってしまい、茶色く枯れた感じになってしまうが、東北以南では最もポピュラーな夏芝である。葉は野芝よりも細くて密度が高く、美しい芝生を作りやすい。その為ゴルフ場では、グリーンによく使用されている。

一方野芝とは、こちらも日本に自生している芝だが、山に多く見られ、日本芝の中では最も寒さに強い品種である。その為、寒い地域等ではこちらの芝の方が重宝されている。葉は高麗芝に比べると広くて密度は悪い荒い感じの芝生である。その為ゴルフ場では、主にラフに使用されている。

高麗芝も野芝も、西洋芝に比べるとチクチクして葉は硬く荒めで、西洋芝の方がふわふわとして柔らかい上に常緑で魅力的といえる。しかし暑さに弱い為、日本の気候には合わないのか病気にも弱く育てにくい。