監督と顧問の違い

監督と顧問の違い

監督と顧問の違い

- 概要 -

監督とは、指図をしたり取り締まりを行ったり、管理を行う事を言い、顧問とは会社や団体等での相談役の事で、何かを決める権限は持たない。

- 詳しい解説 -

監督とは、スポーツ集団や建築現場、映画製作現場等、協力するしないに関わらず、何か目的を持って集まった集団を監視、指導、管理する者の事。権限や責任を負う立場であるものと、ただ取り締まるだけで責任や権限は無い様なものもある。現場で一番偉い立場である事が多い。

一方顧問とは、会社や団体に置かれる、何かを決定したりする権限は持たないものの、高度なアドバイス等を行う事が出来る能力を持った相談役の事である。何か困った事や決めかねている事があれば、内部または外部の顧問に相談を行い、そのアドバイスを元に意思決定を行う権限のある者が物事を決定していく。必ずしも顧問の言う通りにする必要は無い。元取締役や、外部で専門知識を持った弁護士や税理士を顧問とする事が多い。現場で何かを行うというよりは、上の方で話のみを行うイメージである。

ちなみに学校の部活動等での顧問は、指導や決定を行ったり部活の管理責任を負っていたりと、監督の仕事も担っている場合があるため、少し意味合いが変わってくる。