コンテナハウスとプレハブの違い

コンテナハウスとプレハブの違い

コンテナハウスとプレハブの違い

- 概要 -

コンテナハウスとは、トラックで牽引して移動する事が可能な家や店舗の事を言う。プレハブとは、工場で作っておいた部材を、現場で加工せず組み立てるだけで作った家の事。

- 詳しい解説 -

コンテナハウスとは、貨物列車等で使われるコンテナを元に、人が生活したり店として利用しやすい様に改造を施したもののことで、トラックで牽引して移動させる事の出来る家の様なものである。移動や撤去が容易に出来る為、レンタルする事も可能。平屋形態が主流ではあるが、複数個組み合わせたり、積み重ねる事で2階、3階建てにしている所も存在する。設置もカスタマイズも融通が利きやすくコストも低く抑える事が出来るが、材料が鉄なだけに暑さ対策に費用がかかったり、メンテナンスを定期的に行う必要がある。

一方プレハブとは、工場でコンピュータやロボット等も使用し、会社によっては最新技術を用いて作成された部材を現場へと運び、現場では加工等はせずパズルの様に組み立てるだけで出来上がる建物の事である。以前は簡易で安価な耐久性の低い建物として、やや見下した意味でプレハブと言われていたが、現在では耐久性も高く、職人の技能に左右される事無く設計通りの強い建物を建てられ、従来の家屋建築よりも作業日数が短縮できるものとして見直されている。コンテナハウスの様に移動は出来ない。

ちなみに、ほぼ工場で家づくり(組み立てまで)をし、現場で少し組み立てるだけのものをユニットハウスという。こちらはトラックによる移動が可能。