災害と震災の違い

災害と震災の違い

災害と震災の違い

- 概要 -

災害とは、台風や火山の噴火等自然に起こる現象によって人命が失われたり家や建物が壊される事であったり、工場爆発等人の手が加わった物で人命や建物等に被害が及ぶもののこと。震災とは地震によって起きる災害の事を言う。

- 詳しい解説 -

災害とは、地震や雷、台風、大雨洪水、土砂崩れ、火山の噴火といった自然現象によって、人命が失われたり、家や建物が崩壊したり水浸しになってしまったり被害が出る事である。これを自然災害と言い、天災とも呼ばれる。無人島等で大きな噴火が起こっても、人類に被害が無ければ災害とは言わない。また、自然現象以外で、工場や原子力発電所等、人工的に作られた施設の爆発や放射能漏れで周囲に被害が出る人的災害(人災)も災害に含まれる。

震災とは、自然災害の中でも特に地震によって起きる災害の事である。地震そのもので起きる被害、地震によって引き起こされた大津波や火災等の被害も含めて震災としている。それも特に規模の大きなものは大震災と呼ばれ、被害の大きかった地域やエリアの名前を付け、例えば「関東大震災、東日本大震災」等と呼ばれる様になる。