- 概要 -
催告書とは、主に税金の滞納等をしている者に「早く滞納分を支払わないと、差し押さえをしたり法的手段に出るぞ」という連絡をする書類の事で、通知書とは何かしらの事柄を送り先の者に知らせる為の書類の事である。
- 詳しい解説 -
催告書とは、主に税金の滞納をしていたり、借金の返済が滞っている者に送られる、滞納分を早く支払う事を要求している強めの書類の事である。約束を破った事で送られる書類。督促状（支払期限が過ぎた事を知らせる、まだ優しめの書類）の一つ上の段階で、最終支払期限等が書かれている事もある。督促状を送っても期限内に支払わなかった場合、差し押さえや競売、もしくは法的手段に出てくるというかなり危険な状態なので、一刻も早く支払うべきギリギリの状況と言える。
一方通知書とは、何かしらの事柄を相手方に知らせる為の書類で、ただの連絡事項である場合や、家賃等が１、２ヶ月支払われていなかったりカード代が銀行から引き落とせなかった場合等に送られてくる。催告書の様に「競売」や「法的手段」といった重い言葉はまだ書かれておらず、あくまでお知らせ風に書かれていて、書面ではなくハガキで送られてくる事が多い。早く支払った方が良い事に変わりは無いが、催告書よりはまだ緊急度は低い。また、催告書の様に約束を破った際にだけ送られるものでもない。