栽判員と裁判官の違い

栽判員と裁判官の違い

栽判員と裁判官の違い

- 概要 -

裁判員とは、地方裁判所が20歳以上の選挙権を持つ国民から無作為に選び、一時的に裁判に参加する事になった一般人の事で、裁判官とは、裁判をする事を職務としている国家公務員の事である。

- 詳しい解説 -

裁判員とは、地方裁判所が20歳以上の選挙権を持つ国民から無作為に選び、また本人も裁判員として働く事に異議を唱えず承諾をした期間限定で裁判に参加する一般人の事を言う。特に法律の資格や知識を持っていなくても選出される。任命された後は、殺人や傷害致死等の重犯罪の裁判を担当する事になる。任期は明確に決まっていないが、おおよそ5日以内に終わり、交通費を含めて日給が1万円以下支払われる。裁判員に求められる事は、法律の知識ではなく、国民目線の考え方や感覚である。

一方裁判官とは、裁判をする事を職務とする国家公務員の事で、司法試験に合格している者ばかりである。裁判員の様に重犯罪の裁判だけでなく、軽犯罪や離婚裁判等、様々な種類の裁判を行う。任期は10年と定められているが、任期が終わっても再任されることも多い。裁判官に求められるものは、正しい法律の知識と情に流されない冷静さと公平さである。