再利用と流用の違い

再利用と流用の違い

再利用と流用の違い

- 概要 -

再利用とは、一度使用したものを再び同じ用途で使用する事で、流用とは決まっている目的とは違う使い方をする事である。

- 詳しい解説 -

再利用とは、一度使用した物を捨てずに、再び同じ用途で使う事である。リユース(Reuse)や再使用とも呼ばれる。例えば、まだ使える物は、他に売ったり譲ったりする事や、飲み終えた後のビール瓶等を洗浄し、再びビールを詰めて販売する事など。ちなみに似た言葉で「リサイクル(再生使用)」があるが、こちらは使わなくなった物を一度資源の状態に戻し(ペットボトルなら念入りに異物を除去してカレットと呼ばれる原料の状態に戻して)別の形で使う事で、例えばフリースに加工したり、別のプラスチック製品にする事である。

流用とは、決まっていた使い道とは違う使い方をすることである。例えば、新製品Aを作る際に、以前作った製品Bの設計の一部(本来Bでのみ使用する設計)を新製品にも使う流用設計や、故障したパソコンAの中のまだ使える部品(パソコンAの為に用意された部品)を、自作パソコンBの中に組み込んだりする流用部品の事である。