冊と部の違い

冊と部の違い

冊と部の違い

- 概要 -

冊とは、本の数を数える時の助数詞で、主に個人が買ったり読んだりする本の数を示す時に使う。部とは、主に出版社等が発行、販売する本の数を表す時に使う。

- 詳しい解説 -

冊とは、書籍、本の数を数える時の助数詞(数の後ろにつけて、どのような物事の数であるかを表す)で、主に個人が買った本の数や、読んだ本の数等を示す時に使われる。「今月の読書数の目標は10冊だ」「図書館で3冊本を借りてきた」「中古本の買い取りは1冊からOKです」といった使い方をする。

一方部とは、こちらも書籍、本の数を数える時の助数詞であるが、冊とは違って、主に出版社が発行した本の数や、印刷所が印刷した本の数等を表す時に使う。「累計発行部数200万部突破」「30部から印刷を承っております」「少部数」といった使い方をする。

ちなみに、本を作品や商品として捉える場合は、「点」で数え、例えば「今月は本を8点出版します」といった使い方をする。