乾燥地と砂漠の違い

乾燥地と砂漠の違い

乾燥地と砂漠の違い

- 概要 -

乾燥地とは、降雨量よりも水分の蒸発量の方が多く、水分が乏しいところの事を言い、砂漠とは乾燥地の中で岩や石、砂が多く植物もほとんど育たず昼夜の気温差が激しい土地の事。

- 詳しい解説 -

乾燥地とは、降雨量が著しく少なく、降雨量よりも水分の蒸発量の方が多い為、水分が乏しく土地も空気も非常に乾燥しているところの事である。年間降水量や蒸発散値からもとめた乾燥度指数によって、極乾燥地域、乾燥地域、半乾燥地域、乾燥半湿潤地域に区分される。砂漠は乾燥地の中の極乾燥地域に当たる。また、乾燥地域や半乾燥地域でも土地の劣化が進み砂漠化が起きている所もある。場所によっては農業をしたり人が住むことも可能である。

砂漠とは、乾燥地の中でも最も乾燥した極乾燥地域であり、砂や岩、石等で地面の大部分をおおわれてしまっている場所の事である。雨がほとんど降らず植物もろくに育たない為、昼夜の気温の差が大きく、農業も不可能で人が住むには非常に厳しい土地である。砂漠の中で水を得る事が出来る場所をオアシスと呼ぶ。